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太平洋戦争末期、九州と沖縄の中間に位置する喜界島は九州(鹿児島知覧)から出撃する特攻機の中継地点があった。自らの命を犠牲にして沖縄戦に向かう若い特攻隊員が、最期に飛び立った場所が喜界島だった。 夜明け前に特攻出撃する若い隊員たちに、地元の娘たちは野の花を贈っていた。 隊員たちは「花も一緒に散っていくのは忍びない・・」との思いからか、空から花を落とし別れを惜しむように沖縄に向かった。そして、何かを願うように滑走路にそっと花を置き、静かに沖縄に向け飛び立っていった。 その花の種が風に舞い、60年を経った今も、毎年飛行場跡に咲き続けている。 島の人たちはこの天人菊(テンニンギク)をいつしか「特攻花」と呼ぶようになり、平和を願う花として今でも大切にしている。 特攻花については様々な説がある(実際の特攻花は桜だという説など)。しかし、この国で60年前に戦争があり、敵味方とも多くの人命を失い、この『特攻花』がそれを今に伝えるシンボルとなっている、ということは確実にいえることだ。 |
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写真家の仲田千穂さんは、19歳のときに喜界島に咲く「特攻花」と出会い、以来5年間、この花を撮り続けてきた。特攻隊員と同年代だった彼女にとって、この花との出会いは衝撃的だったという。その彼女がこれまで撮りためた写真を1冊にまとめた写真集が「特攻花」だ。元特攻隊員の板津氏をはじめとする生きた証言、5年間の取材メモとあわせて、この国の戦争と平和を丁寧に映し出していく。「特攻花」を通して、写真のもつ力と、伝えることの責任を学んだという一人の女性カメラマンの魂の記録でもある。ピースな映像作家で知られる映画監督の中野裕之氏も「根性のある娘」と絶賛の言葉を寄せている。 |
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喜界島のDOKI DOKIが歌う「特攻花」
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喜界島を拠点に活動する兄弟フォークデュオ「DOKI DOKI」。 彼らが、仲田千穂さんと出会い感銘を受けたことから生まれた曲が『特攻花』だ。 楽曲制作のために足を運んだ知覧特攻平和開館や鹿屋の航空資料館で、言葉では言い表せないほどのショックを受け、沖縄の海に散った多くの若者に思いを馳せて、ようやく完成させた歌だ。特攻隊と同世代の彼らが、純粋な感性で素直に歌い上げるこの曲が感動を呼び、ファンから絶大な人気を集めている。 |
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この曲は、10月に都内でレコーディングを済ませ11月にはリリースされる彼らの初音源にも収録!!

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仲田千穂(なかた ちほ)・1982年京都生まれ。成安造形短期大学服飾文化学科卒。スタジオ(株)七彩工房在籍。 2004年広告写真協会新人写真家賞受賞、コダック最優秀新人賞受賞。資生堂・ワコール・ショーメ・フェンディ撮影、ショートフィルムフェスティバル公式カメラマン、歌手のaikoの撮影など様々な分野で活躍中。
写真集「特攻花」は様々なメディアでとりあげられ話題に。2005年には個展も開催。 最近では、新たな特攻花の調査のため徳之島にも出向いている。 |
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『特攻花―19才からの挑戦、5年間の撮影と取材』 仲田千穂 編著
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定価:写真集 2,625円(本体2,500円+税), ポストカード 630円 発行・発売元:七彩工房 〒542-0082 大阪市中央区島之内1-16-15 TEL : 06-6251-0731 FAX : 06-6252-6562
インターネットでご注文可能。 http://www.nanasai.jp/hana/ 喜界島の「ビジネスホテル喜界」でも販売中。 |
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