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なぜ私たちは、こんなに「さびしい」のか?
家族や友達といっしょにいても、埋めきれない孤独感。
話したり騒いだりしているうちは一時的に楽しくても、
独りになればますます寂しくなってしまう・・・
現代社会に生きる人々の多くが持つわけのわからない孤独感を「《病》としての孤独」と名づけ、それをどう克服していったらよいのかということを根本テーマにした物語『ひとりぼっちじゃないよ』。南の島(徳之島)を舞台に繰り広げられる、 長年にわたる南西諸島の民俗研究と、最新の心理学に裏打ちされた、不思議でいっぱいだが、なぜかリアルな物語。 島の世界観、人生観を描き、「《病》としての孤独」を照らし出した、現代の<こころ>を見直す一冊! |
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神々と精霊、そして、人々がともに暮らす南の島で、東京育ちの12歳の少年カイトが過ごした「夏休み」。島の豊かな自然や人々との出会いの中で、自分の抱える「心の影」に気づき・・。 この作品は、主人公カイトが島の人々と触れ合いながら、生きる意味と力を見出していく、冒険物語だ。 作家・島尾敏雄は、ポリネシア、インドネシアといった島々と同じような感覚で日本列島を捉えなおしてみようという試みから「ヤポネシア」という造語を生み出した。そして奄美諸島から八重山諸島にかけての地域は、この「ヤポネシア」の生活や思考が色濃く保たれていると考え、それを「琉球弧」とよび、その視点から現代日本のあり方を問いかけた。 この本の著者もまた以前から、この「琉球弧の視点」から自身も抱える”現代人の《病》=孤独感、空虚感”の問題を克服したいという切実な思いがあり、その強い思いからようやく完成させた作品がこの「ひとりぼっちじゃないよ」なのだ。 島口(島の方言)で話す登場人物たちは、活き活きと描かれ、ケンムンのこと、ニライカナイやネィラの話や、島の不思議な伝説が語られていき、「琉球弧」特有の生活習慣などを身近に感じることができる。 神々がもたらす自然の恵みに感謝しながら生きている島人の生活。それをわかりやすく、楽しく描いているのは、島の生活や心情に触れ、長年研究してきた著者ならではだろう。
■詳細は海風社のブログ、ひとりぼっちじゃないよの記事を参照。 |
【著者略歴】 榊原洋史(さかきばら・ひろし) 1955年生まれ。愛知県新城市出身。国学院大学文学部卒業。同大学院中退。大学院の途中で「南西諸島の神観念」をテーマにしたフィールドワークを志し、奄美諸島のひとつ徳之島に渡り、4年間を過ごす。次の2年間は沖縄本島で生活。その後故郷の愛知県に戻り約10年間、学習塾で子供達と接してきた。その後、心理学と経営学を学び、5年間の社員教育会社勤務を経て独立。現在経営コンサルタント、心理カウンセラーなど。 |
『ひとりぼっちじゃないよ 〜まなざしの島「ネィラ」をめぐる物語〜』 榊原洋史・著
定価:1,785円(本体1,700円+税) B6判304ページ 並製 発行:海風社 大阪市中央区島町2-1-10 ヤハギ天満橋ビル3F TEL : 06-6943-7041
ネットでの注文も可能。 http://www.kaifusha.co.jp |
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