![]() 奄美の大島高校の同級生だった碩と長村が、大阪で結成したSOUTH BLOW。メロディアスな楽曲に真っ直ぐな歌詞を乗せた、情熱的な歌が魅力的なロックバンドだ。 インディーズで2枚のミニアルバムと幾つかのコンピレーションに参加し、奄美大島限定シングルも発表。そして今春遂にメジャーデビューを果たし、(2006年)7月末には1stアルバム『わすれもの』をリリースした。“南からの熱い風を吹かせる”というバンド名を持った4人組が、全国にその名の通り熱い風を吹かせる日も近い!? ■バンドメンバー■ 中央右>Vo:碩 真也(せきしんや)>奄美大島・龍郷町出身 中央左>Gt:長村 創(おさむらはじめ)>奄美大島・奄美市名瀬出身 右>Ba:NORI>京都出身 左>Dr:たろー>大阪出身 バンド結成秘話 ――奄美出身の二人が、大阪でバンドを結成した経緯から聞かせてください。碩: 僕らは高校が一緒で、「大阪に進学するんだけど、一緒に来んね(行かないか)?」という勢いで。で、お互いが別々のバンドをやる予定だったんですけど、知り合いはいないし都会に慣れるにも時間がかかる。そこで、まず知っている者同士で何かを始めよう!と、始まったのが『SOUTH BLOW』です。それで今日まで来ちゃった…みたいな。 ――なぜ、東京ではなく大阪を選んだんですか? 長村: 東京もチラッと下見に行ったんですけど、都会に対するイメージってのがあって、何かゴミゴミしていて嫌だなって。大阪の専門学校に1年間通うんですけど、校舎の前の公園とたこ焼きが好き、という理由で決めました! ――高校時代はどんな間柄でした? 碩: 当時は音楽の好みが違ったこともあって、そんなに仲がいい訳じゃなかったんです。ASIVIを借りて一緒にライブをやったりはしましたけど、距離感はあったね。 ――と、言うことは大阪の2人が加入して音楽性が変わった? 碩: 変えました。それまでは奄美の、都会にはない大事なものを音楽を通じて伝えたいと思っていたんです。奄美出身のこういうバンドがいる、奄美ってどういうところだろうかって、興味を持ってもらうことによって、奄美が盛り上がればいいなって思っていたんです。奄美の中にも音楽シーンがあって、元ちとせさんは唄者なので、僕らはロックバンドとして先駆者になりたかったんです。だから『SOUTH BLOW』というバンド名を掲げました。 そこで考えたのは、<島っぽくやろう>ということだったんです。でもそれにはどこか無理があって、葛藤もあったんです。そして大阪のメンバーが入る段で、どういう風に歌っていくことが、首をかしげずに自信を持ってやれることなんだろう?と、もう一度考えました。 長村: 最初に始めたカンジは自分でも違和感があって、じゃあ何を押し進めていくんだ?となったら、島に居る人間が、大きな街に出て来て感じる気持ちをそのまま歌えば、それは既に島の音楽じゃないか、と思って。それで感触をつかめたところはありました。
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