
98年にシングル「桜のころ」にてデビュー以来、コンスタントに作品を重ねてきた我那覇美奈。自然体の佇まいが魅力的な、奄美大島出身のシンガー&ソングライターだ。ハシケンや元ちとせとの出会い、そして奄美大島で開催されたイベントへの出演を機に、次第に故郷への想いは強まってきたという。
また昨年10月より、原宿ペニーレーンにてマンスリーライブ『寄り道バール』がスタート。毎月趣向を凝らした内容で、普段とは異なる彼女の一面を垣間見ることができると、好評を博している。
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『永遠の楽園』、Fairlife
我那覇美奈の現在
――昨年末に、最新曲『永遠の楽園』が配信のみという形でリリースされました。こちらはテレビ番組のテーマソングということですが。
我那覇: そうですね、タヒチに行って来たんですけど、もう完全にノーマークでした!本当にスゴかったー!もう人間社会じゃないみたいで、まさに楽園でした!(笑)
――うらやましいですね。ではその楽曲を紹介して下さい。
我那覇: ハイ。私が詞を書いているんですけど、そこで見たもの、聞いたもの、感じたりして出会ったものから書き上げたって感じですね。曲を作ってくれた平沼さんには、私たちが行ってる間にイメージして書いてもらいました。一緒に行ければ良かったんですけどね。
――楽園つながりという訳ではありませんが、日本の楽園、奄美に関して聞かせて下さい。
我那覇: 奄美は一番楽しみな時期って、暮らしているとたくさんあるんですけど、そこを狙っていこうとすると、天候に嫌われちゃう事も多いんですよ。ですから、最高だったねって滞在は、私が連れて行った人にはあまり経験させてあげられていないような気がします。やっぱり雨が多いんですよ、奄美は。タヒチは雨季じゃなければ、毎日ウソみたいに天気が良くて、夕方から雨が降るって決まりみたいになってて。だからいつ行っても写真のように天気が良くて青空で、海が澄んでてってなるんですよ。
奄美はいわゆる南の海の楽園というよりは、昔の日本が混ざったような感じですね。山がいっぱいで、昔話に出てくる仙人が住んでいそうな感じがしませんか?雲も低く降りてるし。でも奄美に帰るときは、その雲を飛行機の上から見るのが楽しみなんです。だからなかなか奄美の魅力を一言で紹介するのは難しいんですよ、何ヶ月か住んでみたら分かると思うんですけどね…。
――そうなんですよね!だからこそ、晴れたときはすごく気持ちがいいんですよね。
我那覇: そう。夕焼けなんかも、海岸や場所によって全然違う顔を見せてくれますし。
――そして作品と言えばもうひとつ。3月にリリースされた音楽制作チーム、Fairlifeの2ndアルバム『パンと羊とラブレター』にも、2曲フィーチャーということで、この辺のお話も聞かせて下さい。
我那覇: 水谷公生さん、春嵐さん、浜田省吾さんから成るFairlifeには、『砂の祈り』というコラボシングルからお世話になっておりまして、『月の雫』のカップリングの『青空』という曲がきっかけで、前作にも参加させてもらっています。Fairlife自体は、様々なアーティストに歌ってもらうというプロジェクトでして、今作でも声を掛けて頂いて、2曲歌っています。『詩人』は春嵐さんから「ガナハちゃんに歌って欲しい」と言われた曲で、『二番目に好きな人』は、今までとは違う音楽性の中で歌わせて頂き、自分が進化できた曲です。それから家が近いということもあり、何度もご飯を一緒に食べたり、話をしたり。また、ここに参加しているヴォーカルの方たちとも仲が良くて、これを通じていっそう親しくなったりで縁を感じています。だから自分としては、よくあるコンピレーションとは違うもので、自分のリリースと変わらない気持ちでやらせてもらっています。もちろん、一枚のアルバムとしても素敵なものが出来ました。
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