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『逢いたくば』

-ブラジル移民百年の肖像-

 

 

2006年11月18日(土)・19日(日)

「横浜国際フェスタ&フェスタ・アレグリア・ブラジル

&横浜だがしや楽校」カルチャー展示ホール

 

 

 

2006年11月18日(土)・19日(日)にパシフィコ横浜の展示ホールにて行われた「横浜国際フェスタ&フェスタ・アレグリア・ブラジル&横浜だがしや楽校」。この催しの中のフェスタ・アレグリア・ブラジルのカルチャースペースに「逢いたくば」と題して、写真家の八木仁志氏によるブラジル移民の写真が展示された。19日(日)には、そのブースで朝崎郁恵がゲスト出演し、「ふるさと」を歌うこととなった。


 

国際フェスタ・パシフィコ横浜展示ホール

昨年横浜では横浜の教育を支える団体が連携して「みんなで育てるハマの子ども」ネットワーク協議会が結成された。その支援のもと、横浜国際フェスタ組織委員会が主催する「横浜国際フェスタ」と、平成16年より地域での”子供の居場所づくり”を目的に、横浜市地域子ども教室推進事業運営協議会と横浜市地域子ども教室コミュニティークラブ実行委員会が協力して開催している「横浜だがしや楽校」が連携同時開催を行うことになり、そのイベントにブラジル移民百周年記念イベントも同時に併催することになった。この同時開催のイベントは、今後横浜を代表する秋の祭典として定着を図っていくという。

 

 


写真展ブース「逢いたくば」写真展ブース。カメラマンの八木氏は、母の故郷ブラジルで出会った日系人に魅せられたことがきっかけとなり、移民船でブラジルへ渡ってきた人々を撮り続けている。会場には彼の撮影した移民者の方々の顔写真が並んでいた。灼熱に鍛え上げられ、穏やかに微笑む日系の方々を撮影した作品は、「なんともいえない日系の方々の温もりを撮りたかった」というように、逞しさと優しさがにじみ出ている。
ブースの中には広井敏通氏による花風車のペーパークラフトづくりのスペースもあり、訪れた人が昔の良き日本の心に触れられるようになっていた。みんなでつくった花風車はブラジルの個展で使用される予定だ。

 

 


この「逢いたくばプロジェクト」には、朝崎郁恵のブレイクのきっかけをつくり、インディーズCD『海美(あまみ)』をプロデュースした岩城安宏氏が参加している。今回、移民たちの心を朝崎郁恵の歌声を通して感じてもらおうと、岩城氏の呼びかけによって朝崎郁恵が招かれた。ブラジル人の気質と奄美人の気質には共通点が多いという。 

(写真左より岩城氏・広井氏・八木氏)

 

 

 


ふるさとを唄う朝崎郁恵今でもブラジル移民の方々は、童謡「ふるさと」を歌いながら、自分たちの故郷である日本を懐かしく思い出しているという。朝崎郁恵はこうした移民者へ思いを馳せながら、アカペラで『ふるさと』を熱唱した。
岩城氏が作詩し、プロデューサー&鳴り物を担当している和田氏が作曲をした『逢いたくば』も披露された。これは、ブラジル移民者・大崎千代枝さんの句 ”逢いたくば 渡りてこいよ 虹の橋 ”をもとにつくられた曲。

移民者の苦労がひしひしと伝わってくる歌詞と、昭和初期の流行歌を意識したかのようなメロディーは懐かしさと涙を誘う。

重労働に耐えながらも明るく前向きに生きてきたブラジル移民の方々に、奄美の人々とイメージが重なった。

 

 


■逢いたくばプロジェクトホームページ

http://www.aitakuba.com/


 

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