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黒糖焼酎


■黒糖焼酎とは
黒糖焼酎は奄美諸島だけで造ることを認可されている島の伝統焼酎です。黒糖焼酎は、さとうきびの糖みつ(黒糖)を原料にした蒸留酒で、ラム酒に似ています。カロリーがゼロで、口当たりもまろやかなので女性にも人気です。<焼酎6:お湯4>で飲むお湯割りのほか、水割り、ロックでも美味しくいただけます。また、カクテルにしても飲みやすいでしょう。
黒糖焼酎がいつから製造され始めたのかは定かではありませんが、江戸時代から第二次世界大戦以前まで、泡盛や黒糖焼酎が製造されていました。しかし戦間期から戦後のアメリカ占領時代にかけ、米不足で泡盛の原料に事欠く一方、黒砂糖は日本本土に移出できず余剰だったことから黒糖焼酎が多く作られるようになりました。1953年奄美諸島の日本返還に伴い、政府は特別措置として、大島税務署の管轄区域(奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島)に限って、黒糖焼酎の製造を認めました。現在、奄美諸島では泡盛は製造されておりません。奄美諸島全域で21の蔵元が黒糖焼酎を製造しています。

■製造方法
1.洗米・浸漬

原料米を浸漬し、洗米後水を切って蒸す。
2.製麹
程よく冷めたら種麹を加え混ぜる。35〜40度の適温を保ち、40〜45時間寝かせ熟成させる。 (米こうじは国産米を使用する場合もあるが、一般にタイ米を使用)
3.一次仕込み
熟成した麹を仕込み用の容器に移し水と酵母菌を入れて5〜7日で発酵させる。
4.黒糖の溶解
黒糖の塊を適当な大きさに砕き容器に入れ、高温の蒸気で溶かし適温になるまで冷ます。
5.二次仕込み
一次仕込みのもろみに黒糖の溶解液を加え、更に10〜14日経過すると発酵したアルコール分が14〜16度になる。
6.蒸留
二次仕込みの熟成もろみを蒸留機で蒸留し、溜出した焼酎は検定タンク(原酒の量とアルコール分を計測し、毎月税務署へ申告するための容器)に入れる。
7.検定・貯蔵
検定タンク内の焼酎は、油性(エチルエステル系)等の不純物を除去して貯蔵される。貯蔵法はかめと樽の2種類があり、1年以上寝かせる。3年以上経つとアルコールが30〜40度まで上がってくる。(法律上45度までとされている)
8.瓶詰・出荷
貯蔵された黒糖焼酎は、瓶詰され出荷される。




 


黒糖焼酎蔵元一覧
■喜界島
朝日酒造(株)
喜界島酒造(株)
■奄美大島
(資)弥生焼酎製造所
(株)西平本家
西平酒造(株)
(株)奄美大島海運酒造
(有)富田酒造場
大島食糧(株)
奄美大島酒造(株)
(有)山田酒造
町田酒造(株)
(株)天海の蔵
(有)奄美ハブ酒本舗
■徳之島
奄美酒類(株)
(有)奄美大島にしかわ酒造
高岡醸造(株)
■沖永良部島
沖永良部酒造(株)
新納酒造(株)
原田酒造(株)
徳田酒造(株)
■与論島
有村酒造(株)