「PickUp あまみんちゅ」第一回目は、佐々木惣一弁護士の「あだん法律事務所」に訪問した。法曹界関係の方々がたくさん集まる虎ノ門・西新橋界隈。西新橋の交差点を入るとすぐに目に留まるのが「弁護士ビル」。その名の通りここに、2006年4月に独立したばかりの佐々木弁護士の法律事務所がある。
7年間在籍した法律事務所から独立今後も庶民の立場で被害者救済に力を注ぐ
佐々木弁護士はこれまで台東区の法律事務所に7年間在籍し、地域に生活基盤を置く人たちの法的問題に対応する地域密着型法律事務所の一員として経験を積んできた。特に中小企業の経営問題、労働者の権利擁護、交通事故の被害者の救済などに力を入れ、庶民の人権を守る立場で活動してきた。なかでも交通事故などの被害者には、法律の専門家として力を貸すだけではなく精神的なケアも必要だという。そして「いかに被害者の無念さ、残念さを代弁してあげられるか」を考えて陳述書を作成していくそうだ。そんな仕事ぶりを聞くだけで佐々木弁護士の人柄が伝わってくる。最近では主に、問題が取りざたされている欠陥住宅に関する事件に力を入れ、素人では難しい証拠の顕在化を建築家と協力して行っている。
今後はこれまで以上に島の人たちとの結びつきを強めていきたい
「あだん」は佐々木弁護士の故郷である奄美大島の海岸近くに分布する亜熱帯独特の植物の名だ。この事務所名の「あだん」は、佐々木弁護士にとっての「地域・地元・原点」という思いが込められている。地元の人たちの救済に熱心に活動されてきた佐々木弁護士らしいネーミングだが、やはり原点である故郷の奄美大島に対する思いは強い。
これまでも地元奄美大島やその出身者たちの相談に応えてきた佐々木弁護士。
「今後はこれまで以上に島の人たちとの結びつきを強め、何かあれば奄美の皆さんの力になりたい」と語ったが、その後すぐに「でも、何もないことが一番いいね」と穏やかに付け加えた。
今後もこれまでの経験を活かし「勤勉であること、実直であること、朗らかであること」をモットーに弁護士業務に励むという佐々木弁護士。その意気込みに”あまみんちゅ”気質がよく表れている。