奄美大島の人口はどのぐらいか知ってる?
奄美大島は人口が少ない素朴な島
トロピカルな南国アイランドというと、日本国内だと沖縄本島をイメージしませんか?沖縄本島は小さな島に130万人ほど住んでいて、決してのどかな島というわけではありません。中部に行けば人込みでかなり混雑している場所がたくさんあります。しかし奄美大島は、島全体の人口は43,000人程度です。沖縄と比べると、ロケーションや気候的にとても似ているので、奄美大島はこれからどんどん発展して世界中から人が押し寄せる巨大観光スポットになるのでは、と期待したいところですけれど、奄美大島の人口がなかなか増えないことには、いくつか理由があります。
山が多くて平地が少ない
奄美大島は、島の南部をはじめ、山がとても多い地形をしています。沖縄の場合には、北部にはやんばると呼ばれている森林地帯や山がありますけれど、南部や中部はずっと平地なので人間が済みやすくなっています。でも奄美大島の場合には、島全体がやんばるのような感じなので、人間が住みづらい地形となっています。人口がなかなか増えないのは、そうした理由があるからだと思います。
離島という扱い
沖縄は、一つの都道府県となっていて、行政とか病院とか不便なく生活できる施設やサービスが充実しています。でも奄美大島の場合には、鹿児島県に属する離島の一つという扱いですよね。しかも、離島は奄美大島以外にもたくさんあるため、奄美大島に行政とか医療などの施設やサービスが充実しているかと言えば、決してそういうわけではありません。もしも奄美大島が一つの都道府県になったら、もっと開発が進むのかなという気はしますけれど、離島という位置づけの奄美大島には素朴な雰囲気が残っているので、それはそれで奄美大島の魅力になっていると思います。
若い世代が島から出て行ってしまう
奄美大島には赤ちゃんからお年寄りまで老若男女が生活しています。しかし島で生まれ育った若い世代は島から出てしまうことが多く、最近では人口減少が問題にもなっているほどです。リゾートが好きな人が奄美大島に移住すればよいのかもしれませんね。奄美大島が大好きな私としては、もしも可能なら移住して毎日トロピカルな生活を送りたいと考えてしまいますけれど。